2014センバツ応援団賞決定!

更新日:2014年4月4日

選抜は龍谷大平安の初優勝で幕を閉じました。
優勝インタビューでの原田監督の「平安ファンとしてうれしい」という言葉、
グッとくるものがありましたね。

さて、閉会式では、応援団賞の発表&表彰も行われました。
大会中に先攻後攻の勝敗や通算の都道府県別勝利数など、
ブログで取り上げましたが、これらは後日まとめることにして、
応援団賞についてひとまず書くことにします。
今回選ばれたのは、以下の学校でした。

☆最優秀賞
大島(鹿児島/初)

☆優秀賞
佐野日大(栃木/初)
龍谷大平安(栃木/2)
智弁学園(奈良/2)
広島新庄(広島/初)
池田(徳島/初)

それでは、奥島会長、ばりに感想、を羅列、していこう、と思います(←句読点まで会長の朗読風にするな〜!)。

最優秀賞は大島高校
応援団賞が創設されて以来、21世紀枠もしくは初出場校が最優秀賞を受賞し続けており、
今回も21世紀枠で出場した学校の受賞となりました。

優勝した龍谷大平安を相手に中盤まで接戦を演じたのは、
応援の力も大きかったのではないでしょうか。
大島に縁のある人たちによる声援の大きさ、
「稲すり節」をアレンジした曲や踊り、「結」の人文字など、
最優秀賞にふさわしい見事な応援だったと思います。
こちらのサイトなど、大会前からひじょうに盛りあがっていることが伝わってきました。

がんばれ大高! 日刊しーま

今さらですが、実は、自分も初戦を終わって、
最優秀賞は大島が最有力かなと思っていたのですよ……(←ほんとです)。
そういえば、昨年に続いて、優勝校と初戦で当たったチームが最優秀賞を取りましたね。
決勝は昨年の浦和学院同様に初戦で21世紀枠に勝利したチーム同士の対決となりましたが、
最優秀賞の代表は閉会式に出席するから、応援団賞は決勝の前日までには決まっているので、
その時点で甲子園の神様が龍谷大平安に……って、それはないですね……。

さて、続いて、優秀賞の5校です。
今大会の優秀賞5校はすべて初戦を突破しています。
これは2005年以来2度目のことです。
5校のなかでも、特筆すべきは、優勝した龍谷大平安の受賞でしょう。
優勝校が優秀賞を受賞するのも、2005年の愛工大名古電以来、2校目の快挙です。
審査対象となる初戦の相手は、最優秀賞の大島でした。
平安は、この初戦のあとに「もう応援では負けない」と「アルプスの逆襲」なるDVDを作ったそうです。
いやいや、初戦の応援もしっかりと評価されましたね。
ベンチには平安の大ファンである原田監督がいたわけですが、
伝統校だけにアルプスも生徒や関係者、ファンでかなり埋まっていました。
この試合から始まったチームの初優勝への快進撃をスタンドが毎試合支えていましたね。
それにしても、中継で紹介されたあの名物曲の正式名称は
「怪しい曲」なのか「怪しいボレロ」なのか、気になるところです。
なお、龍谷大平安は2008年にも優秀賞を受賞しています。
2度目の受賞は愛工大名電と創価以来となっています。

そして、同じく2度目の受賞を果たしたのが智弁学園
2001年以来の受賞で、初戦はこちらも2012年に受賞経験がある三重との対戦でした。
応援対決とともに、岡本選手の2本のホームランも印象的でしたね。
また、ブラバンが「三番」「夢未来(天舞)」といった定番に加えて、
Earth,Wind & Fire「レッツ・グルーヴ」を
フィーチャーするという果敢な姿勢もよかったです。
自分の世代だとどうしても薬師寺の入場を思い出してしまうんですけどね……。

続いて、佐野日大
奇しくも、優秀賞を受賞した智弁学園を降し、龍谷大平安に敗れましたが、
次々と難敵を倒していくにつれて、要所で繰り出される「マグナ」が脳内でも自然と再生されていく感じでしたね。

「せーの日大」って、対戦相手の三重の「レッツゴー三重」
と同じく「レッツゴーブルー」が元曲なのでしょうか。
自分は音を聴き分けるセンスがないので、よくわからないのではありますが……。

また、佐野日大は「Get Wild」も演奏してたんですね。
顧問の先生の趣味ですかね。
宇都宮市ではなく佐野市の学校ですし、佐野元春もありだと思うんですけどね。
……なしですね。

お次は、広島新庄
再試合の末に散った初出場の同校は、
カープファンには「宮島さん」として親しまれている応援歌も
アレンジして取り入れていました。
また、広島代表の応援といえばやはりこれという、しゃもじも使っていたようですね。
ご当地色のある応援ですね。
胸のマークと同じ人文字もよかったですね。

最後に、池田
こちらの応援はボリュームが大島と並んですさまじかったですね。
長年待っていたファンの多さを証明するかのような声援でした。
おっさん世代が親しみのあるチームというのも大きいと思いますが、
はっきり言って、これだけの規模で待たれている学校はもうないのではないでしょうか。
その点で、対戦相手の海南は、同じ27年ぶりとはいっても、
その際は統合した大成での出場でしたし、
OBや関係者以外を応援に巻き込むいう点で苦しかったようにも思います。
さて、応援の中身の話をしますと、
池田がセカイノオワリ「RPG」を使えば、
一方の海南はきゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」、
初音ミク「千本桜」、GReeeeN「イカロス 」を演奏といった具合に、
古豪という呼称とは正反対に、楽曲の新鮮度では群を抜いた試合だったように思います。

また、海南がチャンテに「あまちゃん」を何度も演奏するものだから、
池田ナインはこのまま負けたらトラウマになってしまうんじゃないかという気もしました……。

個人的に海南や豊川の「あまちゃん」アレンジは、
途中の一部分を抜いているのが応援で使うにあたって
功を奏しているというか、キュッとしていていいなと思います。

やっぱり、ブラバンでやるとモタ〜ッとした感じになってしまう曲
(しかも閉会式の選手入場でサビにたどりつかないもどかしさ……)よりも、
「あまちゃん」が行進曲になったらよかったのにと思いますね。。
もしかして、主催者も悔やんでいるから「あまちゃん」を
よく演奏してた学校が……(以下自粛)。

最後に、自分が応援にも注目して見ていたからかもしれませんが、
受賞した6校以外にも、小山台、駒大苫小牧、豊川、智弁和歌山、三重など、
今大会はひじょうにハイレベルな応援が繰り広げられたと思います。
動画も続々とアップされていますので、リンクを増やしていきたいですね。

※応援団賞に関して、お問い合わせをいただいたようですが、
返信先のメールアドレスが違っていたようで、返信できておりません……。
可能でしたら、アドレスを再度お知らせくださいませ。
よろしくお願いいたします。

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