2013年明治神宮野球大会観戦記(1)

更新日:2013年12月4日

※この記事は野球応援 Advent Calendar 2013の4日目となります。

先日、明治神宮野球大会の準決勝を観戦しに行ってきました。
この大会は、関東にいながらにして、他の地方の高校も観ることができる、数少ないチャンスです(マニアな方達は、練習試合とかも行くのでしょうが……)。

ところで、観戦と応援ってちょっとニュアンスが異なりますよね。
たとえば、故郷の学校なんかが出てくるとやはり、「観戦」というよりは、そのチームの「応援」になりますが、そのようなチームが出場していない場合は「観戦」モードになります。
もちろん、観戦モードでも、どちらかのチームに肩入れして、心の中で静かに応援したり、パチパチと手を叩いたりはするのですが……。そっちのほうが、楽しかったりしますからね。

この日のカードは以下の通り。

今治西(愛媛/四国地区代表)対日本文理(新潟/北信越地区代表)
沖縄尚学(沖縄/九州地区代表)対岩国(山口/中国地区代表)

私は、今回は冒頭にも書いた通り、観戦モードでした。
ただ、そのなかでも応援してるところはあるわけで……。

神宮大会には神宮枠があります。
センバツ出場がかかわってきますので、必然的に故郷が属する地区の学校に肩入れすることになります。
私の場合は、それが四国地区ですので、第1試合は今治西側のスタンドで観戦しておりました。
観戦モードながらも、今治西を応援していたわけです。

また、このようなサイトを始めたこともあり、各校の応援法も気にしつつ観ておりましたが、この試合では、大勢の控え部員による口トランペットの日本文理に対して、今治西は父母中心の応援でした。

明治神宮大会は、大学の場合は最後の大会ですので、野球部員や応援団、チアガールとけっこう華やかな応援を観ることができます。

一方、高校は、地区大会の覇者が集うようになったとはいえ、センバツに向けた腕試し的な要素が強いこともあり、応援の規模も各校でマチマチです。

これは東京までの距離も関係しているように思います。控え部員にしても、全員連れてくるところもあれば、ベンチメンバープラス数人というところもあるようです。これは、土日か平日かで異なる学校もあるでしょう。

そのため、控え部員が大勢来ているところは口トランペットの応援、少ないところは父母中心の応援となるようです。そんななかで、試合が土曜日だった三重は応援部やブラスバンドまで来ていたようです。

他にも応援部やブラバンが来ていた学校はあったのかもしれませんが、さすがはセンバツで応援団賞優秀賞を獲得したこともある三重高校、気合いが入ってますね。

さて、私が観た準決勝第1試合に話を戻すと、日本文理のスタンドで控えの選手たちが、攻撃のたびに上着を脱いでユニフォーム姿になるメリハリがよかったですね。口トランペットも迫力がありました。

試合のほうは、日本文理(強い!)がコールドで勝利。
ちょっと守備力に差があるようにも感じましたが、ひと冬越えてどうなるかも見ものですね。

そして、この時点で、四国地区の神宮枠はなくなったのですが……。
四国の場合は、センバツの枠は2.5枠で、同じく2.5枠の中国地区と最後の1枠(つまり中四国の5枠目)を争うことになります。

つまり、中国が神宮枠をとれば、バランスを重視する高野連ですから、
中四国の5枠目は四国になることが濃厚なんですね。
要するに、神宮枠は中国・四国、どっちがとってもいいわけです(笑)。
そして、次の試合で登場するのは、中国地区の岩国。

私は観戦モードながらも、心のなかで岩国をそっと応援することにしたのです。
ただ、岩国の応援スタンドは今治西とは反対の3塁側。
移動する手もあったでしょうが、応援モードよりも観戦モードが強いですから、1塁側にとどまって、試合を楽しむことにしたのです。

が、しかし。

1塁側にとどまった結果、応援モードのスイッチが入ることになるとは……。
続きはまた今度……。

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