敗れたチームの千羽鶴を勝ち上がったチームがいくつ託されてきたかという、高校野球の「思い」を数値化した指標「センバーメトリクス」。
今年はまだかまだかと心待ちにされていた方、すっかりお待たせしてしまい申し訳ございません。いよいよ2016年夏の甲子園版センバーメトリクスの公開です!
ちなみに、そもそも「センバーメトリクスって何?」という方は、ぜひこちらの過去記事に目を通してみてください。
- センバーメトリクス2015!
- 第96回全国高校野球 日程・結果 with センバーメトリクス……
- 夏の甲子園組み合わせ決定! 千羽鶴を奪い合う役立たず指標の登場です!
- 【センバーメトリクス】もしもすべての敗戦チームが千羽鶴を相手に託したら……
センバーメトリクス2016について
昨年までのセンバーメトリクスは、差分やその時点での順位など詳細なデータ分析を行いながら更新していたのですが、今回は作業時間の都合でそこまでの分析は行っていません(笑)
その代わり今回は、「ツリーマップ」というデータ視覚化手法を用いて、大会の◯月◯日時点で各学校が何センバー(「センバー」はいくつ千羽鶴が託されているかという単位。1センバー=千羽鶴1組)持っていてそれがどの程度の割合なのか、ぱっと見で分かりやすく見えるよう表現してみました。
2016年のセンバーメトリクスは次のリンクからご覧頂けます。
センバーメトリクスの見方
簡単にセンバーメトリクスの見方を説明しておきます。
まずページを開くと、次のような状態でツリーマップが表示されます。これは甲子園大会開幕前の状態です。地方大会を勝ち上がってきた各学校が、どれだけのセンバーを託されてきたかがよく分かりますね。
次に、「表示日を選択してください」のところから見たい日付を選択します。
すると、その日の試合結果が反映された状態(負けたチームのセンバーが勝ったチームに移動する)で、センバーメトリクスの表示が更新されます。
今のところ、昨日の試合結果までのデータが反映されている状態ですが、日々データは更新していきますので、ぜひ優勝校が決まるまで楽しんで頂ければと思います。
千羽鶴を託された思いの強さは試合にどう影響するのか?、日本全国の高校の思いを背負って最後まで勝ち上がるのは一体どのチームなのか?そんなことも頭に入れながら、甲子園残りの試合を楽しむのも良いのではないでしょうか!