いよいよ、花粉症の季節到来! ……じゃなくて、球春到来ですね。
さて、いよいよセンバツの組み合わせが決定しました。
開幕まであとわずか。
みなさん、テンションがあがっているのではないでしょうか。
なかには、テンションがさがったという人もいるでしょう……。
そんなわけで、気になる項目をまとめてみました。
九州勢のくじ運
過去最多の6校が出場する九州勢は、なんと4校が地区チャンピオンとの対決となりました。
果たして何校が勝ち残るのか、注目ですね。
ちなみに、近畿勢は6校中2校、関東・東京勢は7校中2校が地区王者と対戦します。
また、九州地区王者で神宮大会も制した沖縄尚学は、報徳学園との対戦となりました。
神宮覇者がセンバツも制したのは2002年の報徳学園が最後。
奇遇ですね。
四国・和歌山対決
和歌山勢2校はどちらも四国勢との対決。
池田対海南、明徳義塾対智弁和歌山といずれも注目を集める戦いとなっています。
明徳義塾対智弁和歌山は監督対談が楽しみですね。
馬淵監督って、高嶋監督や上甲監督の前では後輩感が出て、面白いのです。
ところで、千鳥の漫才で智弁和歌山が出てくるネタがあるのですが、
「そんなに部員いねえよ!」とゲラゲラ笑いながらツッコミを入れている人は多いのでしょうか。
池田対海南は、世代によって懐かしむポイントが違いそうですね。
僕なんかは海南は、統合された大成の10人でのイメージが強くて、
池田だと梶田投手あたりの世代になります。
さわやかイレブンの頃はもちろん、夏春連覇の頃は、記憶がないんですよね……。
あと、海南といえば徳島にもジャンボ尾崎を擁してセンバツを制覇した高校があったのですが、
こちらは他校と統合して、海部高校となっています。
それにしても、海を隔てていても距離が近いだけに初戦で当たるのはちょっと残念な気もします……。
みかん、すだち、ゆず、みかん、すだち、ゆず!
特に意味はありません。
ちなみに四国の残り1校、今治西は桐生第一との対決。
和歌山とのみかん対決はなりませんでした……。
まあ、今治といえば、タオルですしね……。
なんだかこの項目だけ異常に長いですね。
蛇足ですが、私はゆずの産地にがんばってほしいなあ……。
相手がひたすら優勝経験校
今回の出場校で、春夏いずれかの甲子園優勝経験があるのは以下の10校。
駒大苫小牧、桐生第一、横浜、三重、龍谷大平安、報徳学園、智弁和歌山、池田、明徳義塾、沖縄尚学。
しんがりでの登場となる八戸学院光星はこれまでに春夏の決勝で3度涙をのんでいますが、今回、唯一、初戦の横浜戦から決勝までひたすら優勝経験校と当たる可能性があります。
応援団賞の行方は
過去の傾向からして、21世紀枠3校に池田を加えた4校が有力だと思っていたのですが、
その池田と海南が審査対象となる初戦で激突することになりました。
甲子園までの距離も近く、順調に行けば土曜日の試合ということもあり、
両校が一歩リードといったところでしょうか。
とはいえ、残り2校、大島と小山台はどちらも近畿勢との対決。
こちらも観客動員はかなりのものになりそうです。
この他、初出場対決となった白鴎大足利と東陵も絡んでくるかもしれませんね。
組み合わせ
◆1日目
第1試合
神村学園(九州/鹿児島) 対 岩国(中国/山口)
第2試合
福知山成美(近畿/京都) 対 山梨学院大付(関東/山梨)
第3試合
履正社(近畿/大阪) 対 小山台(東京/21世紀枠)
◆2日目
第1試合
駒大苫小牧(北海道) 対 創成館(九州/長崎)
第2試合
池田(四国/徳島) 対 海南(近畿/和歌山/21世紀枠)
第3試合
日本文理(北信越/新潟) 対 豊川(東海/愛知)
◆3日目
第1試合
報徳学園(近畿/兵庫) 対 沖縄尚学(九州/沖縄)
第2試合
白鴎大足利(関東/栃木) 対 東陵(東北/宮城)
第3試合
鎮西(九州/熊本) 対 佐野日大(関東/栃木)
◆4日目
第1試合
智弁学園(近畿/奈良) 対 三重(東海/三重)
第2試合
関東一(東京) 対 美里工(九州/沖縄)
第3試合
智弁和歌山(近畿/和歌山) 対 明徳義塾(四国/高知)
◆5日目
第1試合
広島新庄(広島/中国) 対 東海大三(北信越/長野)
第2試合
今治西(四国/愛媛) 対 桐生第一(関東/群馬)
第3試合
大島(九州/鹿児島/21世紀枠) 対 龍谷大平安(近畿/京都)
◆6日目
第1試合
横浜(関東/神奈川) 対 八戸学院光星(東北/青森)