【2014年センバツ】今大会は後攻が先攻を圧倒!?

更新日:2014年3月30日

桐生第一が広島新庄との再試合を制して、ベスト8が出揃いました。
今大会で気になるのが、後攻の強さです。
なんとここまでの25試合で、後攻が19勝しているのです。
先攻はわずか5勝で、再試合が1。
なかでも、2回戦はすべて後攻のチームが勝っています。
桐生第一は広島新庄との1戦目は先攻でしたが、今日は後攻でした。

また、これまでの試合で逆転勝利が8試合ありましたが、
先攻が逆転勝ちしたのは八戸学院光星が横浜を破った1試合のみとなっています。
ちょっとまとめてみると……。

先攻勝利数 5
後攻勝利数 19
先制チーム勝利数 16
(うち先攻4/後攻12)
逆転勝利数 8
(うち先攻1/後攻7)
先攻が先制した場合
4勝7敗
後攻が先制した場合
12勝1敗1分

なお、昨年の選抜では先攻が18勝、後攻が17勝。
夏の甲子園では先攻が20勝、後攻は28勝でした。

後攻が強いのは、この春に限った偶然なのでしょうか。
明徳義塾の馬淵監督は、智弁和歌山戦後に
互角の戦いになりそうな場合は、
じゃんけんで勝ったら後攻を選ぶと語ったそうです。
相手が明らかに強い場合は、先攻を選ぶのだとか。
相手が明らかに弱い場合は、どっちを選ぶんでしょうね(笑)。

ちなみに、ベスト8に残ったチームのうち、
2回戦までに先攻で戦ったチームは沖縄尚学(初戦)と
桐生第一(2回戦の1戦目)のみとなっています。
はたして、準々決勝以降も後攻が圧倒するのでしょうか。
先攻・後攻にも注目しながら、
準々決勝以降の戦いを見守りたいと思います。

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