本日、第96回全国高校野球選手権の組み合わせ抽選が行われ、初戦の組み合わせが決定しました!
あとは開幕を待つばかりですね。
では、組み合わせを見てみましょう!
……と行きたいところですが、組み合わせはいろんなところに掲載されているので、
ある数値を一緒につけてみました。
そう、知る人ぞ知る、というか、5人ぐらいしか知らない数値、センバーメトリクスです。
簡単に説明しますと……
センバーメトリクスとは
予選参加の各チームに寄せられた想いを指標化したもの。各チームが千羽鶴を1セット所持しているとして、敗退したチームが勝利チームに千羽鶴を渡していったものとして計算する。要するに、セイバーメトリクスと千羽鶴のダジャレで、全国大会開幕前の時点での代表校の数値は、各地区の参加チームに1000羽をかけただけ……。全国制覇したチームはすべての千羽鶴を獲得するため、全出場校数×1000羽が最終的なセンバーメトリクス獲得値となる。
これは昨年末に思いついた数値でして、思いついた勢いのままに昨夏の結果に当てはめたのがこちらの記事です。
まずは、今回の初戦のカードから注目の対決を抜き出してみました。
数値差が激しい下克上対決(最大差対決)、数値差が小さい似たもの対決(最小差対決)などです。
なお、合計値最小対決は、ベスト3のカードすべてが、昨夏の最小記録(7万7,000羽)を更新しています。
▽合計値最大対決
1)26万1,000羽/東海大相模(19万羽)対盛岡大付(7万1,000羽)
2)25万7,000羽/九州国際大付(13万5,000羽)対東海大四(12万2,000羽)
3)24万3,000羽/聖光学院(8万1,000羽)対神戸国際大付(16万2,000羽)
▽合計値最小対決
1)7万羽/坂出商(4万羽)対敦賀気比(3万羽)
2)7万3,000羽/明徳義塾(3万1,000羽)対智弁学園(4万2,000羽)
3)7万4,000羽/角館(5万羽)対八頭(2万4,000羽)
▽最大差対決
1)14万1,000羽/開星(3万9,000羽)対大阪桐蔭(18万羽)
2)14万羽/日南学園(4万9,000羽)対東邦(18万9,000羽)
3)11万9,000羽/東海大相模(19万羽)対盛岡大付(7万1,000羽)
▽最小差対決
1)1,000羽/沖縄尚学(6万1,000羽)対作新学院(6万2,000羽)
2)9,000羽/明徳義塾(3万1,000羽)対智弁学園(4万2,000羽)
2)9,000羽/健大高崎(6万7,000羽)対岩国(5万8,000羽)
▽ダブルスコア対決
龍谷大平安(7万8,000羽)対春日部共栄(15万6,000羽)
聖光学院(8万1,000羽)対神戸国際大付(16万2,000羽)
う〜ん、どうでしょう、もともとセンバーメトリクスは戦力とはさほど関係ない指標でありますが、
なんとなく、好カードが多いのではないでしょうか。
では、全カードを日程順に見て行きましょう! ついでなので、各地区の21世紀以降の勝利数も一緒にしています!
見方:校名の右の数値はセンバーメトリクス。「/」の右は21世紀以降の地区の夏勝利数。また、第1試合、第2試合などの横の数値は両チームのセンバーメトリクスの合計。勝利チームはこれと同じ数を所持して次戦に進むことになる。()内はセンバーメトリクスの両チームの差。「/」の右は21世紀以降の両地区の勝利数合計。()内はその差で、「▲」をつけているのはセンバーメトリクスが下回るチームの勝利数が多い場合。
第1日
◆第1試合 23万4,000羽(7万8,000羽)/23勝(▲7)
龍谷大平安(京都) 7万8,000羽/15勝
対
春日部共栄(埼玉) 15万6,000羽/8勝
◆第2試合 7万羽(1万羽)/14勝(▲6)
坂出商(香川) 4万羽/4勝
対
敦賀気比(福井) 3万羽/10勝
◆第3試合 17万6,000羽(8万羽)/32勝(20)
日大鶴ケ丘(西東京) 12万8,000羽/26勝
対
富山商(富山) 4万8,000羽/6勝
第2日
◆第1試合 23万8,000羽(14万羽)/27勝(▲1)
日南学園(宮崎) 4万9,000羽/14勝
対
東邦(愛知) 18万9,000羽/13勝
◆第2試合 16万2,000羽(6万4,000羽)/28勝(6)
静岡(静岡) 11万3,000羽/17勝
対
星稜(石川) 4万9,000羽/11勝
◆第3試合 13万5,000羽(4万1,000羽)/18勝(0)
日本文理(新潟) 8万8,000羽/9勝
対
大分(大分) 4万7,000羽/9勝
◆第4試合 16万7,000羽(3万3,000羽)/23勝(5)
大垣日大(岐阜) 6万7,000羽/9勝
対
藤代(茨城) 10万羽/14勝
第3日
◆第1試合 12万5,000羽(9,000羽)/26勝(6)
健大高崎(群馬) 6万7,000羽/16勝
対
岩国(山口) 5万8,000羽/10勝
◆第2試合 11万6,000羽(3万8,000羽)/29勝(▲7)
鹿屋中央(鹿児島) 7万7,000羽/11勝
対
市和歌山(和歌山) 3万9,000羽/18勝
◆第3試合 11万5,000羽(3万3,000羽)/34勝(8)
佐賀北(佐賀) 4万1,000羽/13勝
対
利府(宮城) 7万4,000羽/21勝
◆第4試合 15万5,000羽(3万1,000羽)/15勝(13)
三重(三重) 6万2,000羽/1勝
対
広陵(広島) 9万3,000羽/14勝
第4日
◆第1試合 12万4,000羽(5万羽)/18勝(▲8)
東海大甲府(山梨) 3万7,000羽/13勝
対
佐久長聖(長野) 8万7,000羽/5勝
◆第2試合 25万7,000羽(1万3,000羽)/23勝(▲7)
九州国際大付(福岡) 13万5,000羽/8勝
対
東海大四(南北海道) 12万2,000羽/15勝
◆第3試合 24万3,000羽(8万1,000羽)/28勝(4)
聖光学院(福島) 8万1,000羽/12勝
対
神戸国際大付(兵庫) 16万2,000羽/16勝
◆第4試合 10万8,000羽(10,000羽)/30勝(12)
小松(愛媛) 5万9,000羽/21勝
対
山形中央(山形) 4万9,000羽/9勝
第5日
◆第1試合 7万3,000羽(9,000羽)/37勝(▲1)
明徳義塾(高知) 3万1,000羽/19勝
対
智弁学園(奈良) 4万2,000羽/18勝
◆第2試合 21万9.000羽(14万1,000羽)/31勝(13)
開星(島根) 3万9,000羽/9勝
対
大阪桐蔭(大阪) 18万羽/22勝
◆第3試合 19万4,000羽(8万羽)/31勝(11)
二松学舎大付(東東京) 13万7,000羽/21勝
対
海星(長崎) 5万7,000羽/10勝
第6日
◆第1試合 8万3,000羽(1万9,000羽)/22勝(▲2)
鳴門(徳島) 3万1,000羽/12勝
対
近江(滋賀) 5万2,000羽/10勝
◆第2試合 23万5,000羽(10万5,000羽)/28勝(10)
城北(熊本) 6万5,000羽/9勝
対
東海大望洋(千葉) 17万羽/19勝
◆第3試合 26万1,000羽(11万9,000羽)/35勝(19)
東海大相模(神奈川) 19万羽/27勝
対
盛岡大付(岩手) 7万1,000羽/8勝
◆第4試合 7万4,000羽(2万6,000羽)/5勝(1)
角館(秋田) 5万羽/3勝
対
八頭(鳥取) 2万4,000羽/2勝
第7日
◆第1試合 12万3,000羽(1,000羽)/33勝(▲5)
沖縄尚学(沖縄) 6万1,000羽/19勝
対
作新学院(栃木) 6万2,000羽/14勝
◆第2試合 17万1,000羽(3万5,000羽)/26勝(▲20)
八戸学院光星(青森) 6万8,000羽/23勝
対
武修館(北北海道) 10万3,000羽/3勝
◆第3試合
関西(岡山) 5万9,000羽/13勝
対
いや〜、自分で書いといてなんですが、見づらいですね……。
あと、暗算してるので、間違っている可能性が……。
とにかく、大会は9日にいよいよ開幕。
センバーメトリクスの数値も一気に動き始めます。
最後に笑うのはどのチームなのか、楽しみですね!