※この記事は 野球応援 Advent Calendar 2013の二十五日目となります。
本日はクリスマス。
このAdvent Calendarに合わせたブログも、最終日となりました。
予告では、センバツ出場校予想と各校のブランド力ポイントに触れることになっていましたが、草野球の紅白戦で敗れたショックと疲労がとれないため、ちょっと内容を変えます。
子どもの頃、クリスマス以上に楽しみな日といえば、やはり、誕生日ですよね。
私の場合、誕生日が楽しみだった理由は、プレゼントやケーキなどで祝ってもらえることだけではありませんでした。
かつては、誕生日がセンバツ出場校が発表される日だったんです。
しかも、翌日からは住んでる街でプロ野球キャンプがスタート。
まさに球春の始まりを告げる感じでした。
また、自分がもっとも応援していた県は枠がたんまりあったこともあり、必ずセンバツに選ばれていたものですから、ひじょうに有意義だったのです。
それが今ではどうでしょう。
約30年の間に、センバツの枠はどんどん減らされ、出場できないことも珍しくなくなり、出場校発表の日も変更になり、自らは部活は光の速さで辞め、気がつけば誕生日に歳をとったことを前向きにとらえられる年齢でもなくなり……。
まあ、人生なんて、そんなもんです。
ところで、まだ誕生日がハッピーだった80年代中盤、甲子園中継で聴いて「なんてかっこいい曲なんだ!」と思った応援ソングがあります。
その曲は、帝京がよく演奏していたように思うのですが、某サイトにあったセンバツ決勝戦の動画を見たところ、私が応援していた帝京の相手チームも演奏していました。1985年、もっともハッピーだった春と言えます。
「炎のファイター 〜INOKI BOM-BA-YE〜」こそがその曲。
有名な曲ではありますが、甲子園中継で聴いた当時はまだ猪木の存在もよく知らず、後になって、どういう曲なのかを知りました。
で、今回、そのことを思い出し、曲名があやふやだったので、闘魂とかで適当に検索したところ、この動画が出てきました…。
浦和学院、女子のキビキビとしたかけ声がいいですねえ。曲と曲のスムーズなつなぎにも感心してしまいました。「浦学サンバ」などオリジナルもいい曲があるのに、応援団賞を一度も受賞していないのが謎です。
余談ですが、昨秋、今春と球場へ足を運んだ試合で、いずれも応援してるチームに立ちはだかった相手というのが……。オウマイガッ!
さあ、では、ここからは、センバツ出場校予想をさらっと記します。
文字数削減のため、北海道(1枠)、北信越(2枠)、東海(2枠)の優勝校や決勝進出校が無風で選ばれそうで、予想の意味がない3地区はカットしました。
残りの地区も、どこが選ばれるかわからない最後の枠についてだけ書いてます。
手抜き!
2014年センバツ出場校予想[一部地区のラスト枠のみ]
○は有力、△は対抗馬、▲は大穴(あくまで独断と偏見)
各校の県、地区の成績と地区大会で敗退した試合のスコア
東北2枠目
【新鮮度でやや東陵優位か】
○東陵(宮城/県2位、地区準V/2-13八戸学院光星)
△花巻東(岩手/県1位、地区4強/1-2八戸学院光星)
理由:花巻東は2009年のセンバツでは、2008年秋季東北大会ベスト4から逆転選出されています。ちなみにその際の東北大会は下記の内容でした。
準決勝
光星学院(青森1位/現八戸学院光星)6対3花巻東(岩手1位)
決勝
光星学院7-1一関学院(岩手2位)
準優勝の一関学院が落選し、ベスト4ながらも逆転選出された花巻東は、センバツで見事決勝進出を果たしました。今回はスコア面では、2008年の秋季大会と比ると、花巻東はより僅差で敗れ、決勝はより大差になっています。この点ではかなり優位に立つと思われます。ただ、当時の選考理由は「菊池投手を擁する花巻東が総合力で一枚上」というものでした。菊池投手の存在が大きかったわけです。また、比較対象となった一関学院は、花巻東と同じ岩手勢で、県大会で破った相手でもありました。
一方、今回の東陵は他県ですので、直接対決はしていません。さらに、春は初出場というフレッシュさを持っており、私立ながらも過去には21世紀枠の県推薦を受けたこともあるほか、気仙沼市にあるということも重視されるかと思います。
試合内容重視なら花巻東、新鮮度なら東陵と、どちらが選ばれるかは微妙なところですが、高野連は「イメージ」を気にしそうですから、なんやかんやで東陵がやや優位ではないでしょうか。
関東・東京6枠目
【注目選手の存在で横浜優位か】
○横浜(神奈川/県1位、8強/3-5佐野日大)
△習志野(千葉/県1位、8強/1-3白鴎大足利)
▲二松学舎大付(二松学舎大付(地区準V/6-7関東一)
理由:関東の5番目には、ベスト8から地域性と試合内容で横浜と習志野のどちらかが残ると思いますが、投打の注目選手が存在し、総合力で横浜が有利かと。で、二松学舎大付との比較になりますが、戦力面で横浜が選ばれるかと思います。また、東京を2校にした場合、埼玉、千葉、神奈川から1校も代表なしになります。この事態は出場32校になった1983年以降、1987年の一度しか起こっておらず、避けてくるように思われます。関東5校目が横浜ではなく習志野になった場合も、習志野が選ばれるのではないでしょうか。
近畿6枠目
【同一校との対戦結果で福知山成美が優位か】
○福知山成美(京都/府2位、地区8強/0-1報徳学園)
△三田松聖(兵庫/県2位、地区8強/0-5履正社)
▲海南(和歌山/県2位、地区初戦/1-2履正社)
理由:おそらく、近畿4番目には準々決勝で優勝校の龍谷大平安に1点差で敗れた智弁学園が選出されると思います。その次に、準決勝で点の取り合いの末にコールド負けした報徳学園が選ばれるのではないでしょうか。で、残る1枠を争う福知山成美は地区大会、三田松聖は県大会でどちらも報徳学園に敗れているのですが、その試合の点差から福知山成美に軍配が上がるかと。ただ、海南が21世紀枠から漏れた場合、一般枠からのサプライズ選出があるかもしれません。
中国・四国5枠目
【久しぶりに四国へ5枠目が行くか!?】
○明徳義塾(高知/県1位、地区4強/0-4今治西)
△高川学園(山口/県2位、地区4強/2-3広島新庄[延長10回])
理由:まず、中国地区は大会の試合内容で高川学園、四国は地域性から明徳義塾がそれぞれの3番目にくると予想します。この2校を比較した場合、秋季大会の結果では高川学園が有利ですが、山口からは岩国(中国優勝)が確実という地域性に加え、伝統の守備力と1年生から甲子園で活躍している好投手・岸の存在により、明徳義塾が選出されると予想します。中国大会の組み合わせ方式が特殊なこともあり、中四国5枠となった2004年以降、四国が5枠目を獲得したのは2004年の一度のみです。珍しく地域性で四国が有利になった今回こそは、四国をチョイスすると見ています。また、四国決勝で今治西に大敗した池田が四国3校目にまわる可能性もありますが、その場合も池田が選出されるのではないでしょうか。
九州5枠目
【ギリギリの創成館、今回も選出か】
○創成館(長崎/県優勝、地区8強/0-1美里工)
△日章学園(宮崎/県2位、地区8強/6-10神村学園)
理由:過去2回続けて九州大会4強もコールド負けし、前々回は落選、前回は選出とギリギリの結果を残し続けた創成館は今年は準々決勝で敗退。夢ついえたかに思われましたが、沖縄尚学が神宮大会で優勝し、九州の枠が1枠プラスに。そうです、ギリギリの創成館は今年も健在でした。準々決勝敗退の4校からスコアや諸事情により、日章学園との比較になりそうです。準々決勝のスコアに加え、日章学園が敗れた神村学園と創成館の敗れた美里工が準決勝で対決、美里工が勝利していることから、創成館が優位と思われます。
以上、これまでの選考傾向に独断と偏見を加えた予想でした。
また、今回の記事を深読みすれば、「おい、この地区だけ愚痴と願望が入ってるじゃないか!」ということがわかるかと思います。
さて、Advent Calendarに合わせたブログは今日が最後ですが、これからもなるべく頻繁にブログをアップしようと思っています……。
たとえば、今回書けなかったセンバツ出場が見込まれるチームのブランド力ポイントとか、近いうちに発表できたらいいなあと……。
あ、あと動画も増やしたいところですね……。
春が来るまでには……。