3年前の出場校に注目!?

更新日:2014年7月29日

今日は悲願の初出場を決めた二松学舎大付など5地区の代表が決定し、
予選も残すところあと5地区となりました。
今回は、連続出場のお話を少ししたいと思います。

これまでのところ、夏連続出場を決めたのは9チーム。
予選中の地区で勝ち残っている高校のうち、
昨年出場しているのは大阪桐蔭のみですので、
連続出場校は昨年の14校を下回ることが確定しています。

また、選抜出場校は8校が春夏連続出場を決めました。
昨年は11校が春夏連続で出場しましたが、
予選で残っているのは創成館のみですので、
こちらも昨年の数字を下回ることが確定しています。

これまでの成績を下にまとめてみました。

昨夏49代表の予選成績
優勝:9校
沖縄尚学、明徳義塾、鳴門、三重、大垣日大、星稜、日本文理、作新学院、聖光学院
準優勝:2校
鳥取城北、花巻東
予選中(決勝進出):1校
大阪桐蔭

今春32代表の予選成績
優勝:8校
沖縄尚学、明徳義塾、岩国、智弁学園、龍谷大平安、三重、日本文理、八戸学院光星
準優勝:4校
神村学園、広島新庄、智弁和歌山、佐野日大
予選中(決勝進出):1校
創成館

昨年出場した49校のうち、予選決勝に進めなかったのが37チーム。
けっこう多いですね。
ただ、決勝に残った場合、戦績は今日の時点で9勝2敗。
かなりの勝率です。
星稜や日本文理のように土壇場でひっくり返したケースもありますね。

一方、選抜出場校は夏出場校よりも高い確率で予選決勝に駒を進めています。
こちらは現時点で決勝の戦績が8勝4敗。
沖縄尚学、明徳義塾、三重、日本文理は昨夏の代表でもあり、3季以上の連続出場を決めました。
また、龍谷大平安など6校は、昨秋の神宮大会出場校。
各地区で実力のあるチームが勝ち上がってきた印象ですね。

ところで、代表校のリストを見ていてふと気になったのが「3年ぶり」の高校の存在です。
日南学園とか九州国際大付とか智弁学園とか、なんだか多いような……。
3年ぶりの出場以外でも、2011年に出ているチームはありますし、
2011年夏の出場校についても、昨夏や今春の代表と同様にまとめてみました。

2011年夏49代表の予選成績
優勝:13校
日南学園、九州国際大付、明徳義塾、開星、関西、智弁学園、
龍谷大平安、日本文理、健大高崎、作新学院、藤代、聖光学院、八戸学院光星

準優勝:7校
糸満、神村学園、明豊、智弁和歌山、帝京、能代松陽、花巻東
予選中(決勝進出):2校
静岡、海星(長崎)

なんと49校中22校が予選決勝に進んでいます。
これは昨夏の代表(12校)を大きく上回る数字。

2011年は現在の3年生が中学3年生のときですので、
進路決定に影響したのでしょうか。
周期的に結果を残すチームもありますしね。

さて、この22校が決勝進出という数字は飛び抜けたものなのでしょうか。
2013年は14校が連続出場を達成していて、
5校が連続出場まであと一歩としながら決勝で敗れています。
つまり、2012年の代表校は翌2013年に19チームが予選決勝まで
勝ち上がってきたわけです。
ですから、2011年の代表校が今年残した数字が、
飛び抜けてすごいというわけでもなさそうです。

また、2011年夏の初出場は9校でしたが、
そのなかで今年の夏も出場するのは健大高崎のみ。
そう考えると、2011年に出場していた強豪校が、
順当に強さを発揮しているだけなのかもしれませんね……。

が、しかしです。
2011年の代表校のうち、2012年に連続出場を果たしたチームは9校、準優勝は4校。
2013年に出場したチームは8校、準優勝は4校。
そう考えると、今年の現時点での優勝13校、準優勝7校、決勝戦前2校というのは、
かなりアップしているように思えます。
やはり、3年周期なんですかね。

もちろん、たくさんのデータを集めないと見えてこないのでしょうが、
とりあえず、最後に2010年代表校が昨年どれだけの成績を残しているかチェックしてみましょう。
3年周期だとしたら、こちらもいい結果が出ているはずです。
はたして、どうなるでしょうか!

……結果は予選優勝が8校、準優勝が5校でした。

今年はたまたま、3年前の出場校が活躍しているのかもしれません……。
ただ、昨夏の場合は、3年ぶりの出場で延岡学園をはじめ、
2010年にも出場していた8校中7校が甲子園初戦を突破、
3校がベスト8入りしていることを付け加えておきます。

というわけで、今年は2011年の出場校に要注目ですよ!

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