【2014年センバツ】準々決勝に強い都道府県は!?

更新日:2014年3月31日

いよいよあと数時間で準々決勝が始まります。
今年は京都勢が2校残っています。
決勝で京都勢対決が実現すれば、
昭和22年以来になるそうです。
京都勢の選抜優勝はこの1回のみなんですね。
今回は2チーム残っていますから、期待が高まっていそうです。

当然、京都勢が優勝する確率は他の県と比べて
もっとも高いと言えそうなのですが、
ベスト8に残っている7府県の準々決勝以降の成績を調べてみたところ、
気になるデータが……。

京都勢は、準々決勝での勝率がかなり低いのです……。

ベスト8進出府県のこれまでの成績
(全試合勝率のみ3/30時点、他のデータは前大会まで)

愛知(豊川)
全試合勝率:.610
準々決勝勝率:.585
8強進出の優勝率:.189
8強進出:53回
4強進出:31回
決勝進出:18回
優勝:10回

大阪(履正社)
全試合勝率:.583
準々決勝勝率:.590
8強進出の優勝率:.148
8強進出:61回
4強進出:36回
決勝進出:17回
優勝:9回

高知(明徳義塾)
全試合勝率:.622
準々決勝勝率:.520
8強進出の優勝率:.120
8強進出:25回
4強進出:13回
決勝進出:8回
優勝:3回

沖縄(沖縄尚学)
全試合勝率:.491
準々決勝勝率:.667
8強進出の優勝率:.500
8強進出:6回
4強進出:4回
決勝進出:3回
優勝:3回

京都(福知山成美、龍谷大平安)
全試合勝率:.471
準々決勝勝率:.357
8強進出の優勝率:.036
8強進出:28回
4強進出:10回
決勝進出:3回
優勝:1回

栃木(佐野日大)
全試合勝率:.536
準々決勝勝率:.667
8強進出の優勝率:.111
8強進出:9回
4強進出:6回
決勝進出:3回
優勝:1回

群馬(桐生第一)
全試合勝率:.441
準々決勝勝率:.455
8強進出の優勝率:.000
8強進出:11回
4強進出:5回
決勝進出:2回
優勝:0回

京都勢2校が、この嫌なデータを跳ね返すことができるでしょうか。
福知山成美が、まず、第1試合で大阪の履正社と対戦します。
大阪は今回優勝すれば、優勝回数で愛知と並んでトップに立ちます。
京都勢の決勝対決に向けて、大きな壁になりそうですね。

龍谷大平安は、第4試合で群馬の桐生第一と対決。
群馬勢も準々決勝では京都勢同様に負け越しています。
互いに夏の甲子園では優勝経験のあるチームです。
また、桐生第一は3連戦と苦しい日程ではありますが、
2年生主体で勢いがありますし、
夏春の同一県勢連覇、そして春初優勝がかかっています。
龍谷大平安としても、春は38度目の出場ながら、
優勝はゼロだけに「初制覇」への道のりをかけた熱い戦いになりそうですね。

さて。
京都勢とは対照的に、準々決勝の勝率が6割6分7厘と極めて高いのが沖縄と栃木です。
特に沖縄は、準々決勝の勝率が高いだけでなく、
ベスト8に進出した6回中、3回も優勝するという効率のよさ。
これは全47都道府県で最高の確率です。
そんな沖縄勢として4年ぶり、高校としては6年ぶりの優勝を目指す沖縄尚学と
第2試合で戦うのは、初出場勢で唯一8強入りした豊川。
最多優勝回数を誇る愛知県の意地を見せることができるでしょうか。

また、沖縄と同じく、準々決勝の勝率が高い栃木勢の佐野日大は、
高知勢の明徳義塾と第3試合で対戦します。
選抜最多勝率を誇る高知勢か、準々決勝に強い栃木勢か。
好投手を擁する両チームだけに、いい試合を期待したいです。

ちなみに、今回8強に残っていない都道府県では、
準々決勝の勝率は岩手(2戦2勝)と富山(1戦1勝)の10割が最高です。
これに次ぐのが、徳島の.789という数字。
準々決勝19戦15勝という驚異的な強さを記録しています。

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